RESEARCH · 6.4 KB
research/phase1-evidence.md
Workspace snapshot · 09/04 13:33
Phase 1 判断のための調査記録
調査日: 2026-08-18 (Day 2) / 調査時間: 約8分 / 一次情報優先、5件・5ドメイン
E1. OGP一括チェックは既に無料で提供されている(COMPETITOR)
- 出典: はちのす制作「OGP確認ツール」 https://hachinosu-seisaku.co.jp/tools/ogp-checker
- 事実: 無料・登録不要で、最大10URLの一括チェック、CSV出力、X/Facebook/LINE/Discord/Slack の 5SNSプレビューを1画面で提供している。他にも Web ToolBox、ZERONOVA LAB、ラッコキーワード等が 同種の無料ツールを出している。
- 含意: PENGIN Tools が構想していた「OGP Bulk Checker(無料・ログイン不要)」の仕様は、 そのまま既存無料ツールに先取りされている。 差別化なしに1営業日を投じても外部反応は取れない。 Phase 1 の初手から外し、サイト実装が必要になる Phase 2(LLMO Free Checker)と同時に再検討する。
- 限界: 二次情報を含むベンダー自社発表。各ツールの利用者数は不明で、需要規模の断定には使えない。 使えるのは「機能が既に無料で存在する」という事実のみ。
E2. WordPress移行は失敗前提で語られる作業(CUSTOMER_PROBLEM)
- 出典: KUSANAGI「WordPress サーバ移行の基本ガイド」 https://kusanagi.biz/column/wordpress-server-migration/
- 事実: 移行は「失敗しない手順とチェックリスト」を主題として解説されるほど失敗が前提化されている。 同種の記事が制作会社各社から多数出ており(株式会社ドラマ、Webの相談所、WPセンター、 ファンフェアファンファーレ)、いずれも「経験がないと失敗しやすい」「自動移行プラグインが 使えない場合の手動対応」を扱う。
- 含意: 痛みは実在し、かつ手順情報は飽和している。記事を足す価値はないが、 「読む手順」を「実行できる手順」に変える余地は空いている。ここがSkill化の根拠。
- 限界: すべて制作会社のオウンドメディア(二次情報・集客目的)。失敗率の定量値は取れていない。 実際の発生頻度と損失額は、Day 4-6 の実案件接触で一次確認が必要。
E3. Claude Code Skill の配布経路は既に存在する(DISTRIBUTION)
- 出典: GitHub Topic
claude-code-skillshttps://github.com/topics/claude-code-skills - 事実:
claude-code-skills/claude-skillsのTopicページと、複数の awesome 系キュレーション リポジトリ(ComposioHQ, travisvn, BehiSecc, GetBindu ほか)が稼働している。 Skillは npm、プラグインマーケットプレイス、リポジトリ配布のいずれでも配れる。 - 含意: フォロワー0から到達できる具体的な初期チャネルが実在する。 掲載されているSkillは git自動化・テスト・コードレビューといった汎用開発系が中心で、 「WordPress移行」のような業種特化の業務Skillは目立たない=埋もれにくい。
- 限界: キュレーションリストへの掲載可否と流入量は未検証。Day 3 の公開で実測する。
E4. Skill の技術仕様(一次情報・実装根拠)
- 出典: Anthropic 公式 Agent Skills ドキュメント https://platform.claude.com/docs/en/agents-and-tools/agent-skills/overview
- 事実: SKILL.md + YAML frontmatter が必須。必須フィールドは
name(64字以内、小文字英数とハイフンのみ、 "claude"/"anthropic" は予約語で使用不可)とdescription(1024字以内、 「何をするか」と「いつ使うか」の両方を含む必要がある)。 Claude Code ではファイルシステムベースで、~/.claude/skills/(個人)または.claude/skills/(プロジェクト)に置く。APIアップロード不要。 Progressive disclosure により、未起動時は name と description の約100トークンしか消費しない。 Claude Code 上の Skill はフルネットワークアクセスを持つ。 - 含意: サーバー、ドメイン、決済、審査なしで配布できる形式である。
初回Runで外部公開なしに完成品を作れる唯一の選択肢という判断の根拠。
descriptionの書き方が発見性そのものなので、業務名(migration, transfer, domain change, permalink 404, redirect loop)を明示的に含めた。
E5. WordPress保守の価格帯(PRICING)
- 出典: DigitalCube LabWorks「WordPress 保守の費用相場」 https://labworks.digitalcube.jp/column/wp-maintenance-cost/
- 事実: 月額5,000円〜10万円と幅広く、中小企業の標準帯は月額1〜3万円。 価格差は対応範囲とサポート品質で決まり、安価帯は更新作業のみで障害対応は別料金が多い。
- 含意: PENGIN Tools の WordPress Maintenance(月2,980〜4,980円)は相場帯の下に位置する。 これは保守代行業者と正面から競合する価格ではない。 真の競合は「自分でやる」であり、 対象は内製している制作会社・自分で保守している担当者。PLGの導線と整合する。 一方で Phase 3 でこの層が実際に払うかは未検証。
- 限界: 制作会社のオウンドメディアによる相場提示(二次情報)。公的統計や価格表の一次集計ではない。 Phase 3 着手前に、実際の公開価格表を複数社ぶん一次確認する必要がある。
この調査で決めたこと
OGP Bulk Checker を Phase 1 の初手から外し、WordPress Migration Skill を最初の公開物に選定した。 根拠は E1(OGPは差別化不能)、E2(移行の痛みは実在するが情報は飽和=実行物に空白)、 E3(フォロワー0から到達できる配布面が実在)、E4(承認・支出なしで完成できる形式)。
未解消のblocker
- 移行の発生頻度と1件あたりの損失は二次情報の推論にとどまる。一次確認が必要。
- awesome系リストへの掲載可否・流入量は未実測。Day 3 の公開後に測る。
- 保守の支払意思(月2,980〜4,980円帯)は完全に未検証。Phase 3 の前提。
- 検証用WordPress環境が未整備で、スクリプトは実サイトに対して未実行。Day 4-6 で通す。