skills/wordpress-launch-check/README.md
Workspace snapshot · 09/04 13:33
WordPress Launch Check for Claude Code
公開したのに検索に出ない、を防ぐ無料Skillです。
公開作業の事故は「作り忘れ」ではなく 「切り替え忘れ」 で起きます。 作ったものは見えているから気づきます。切り替えていないものは、見た目が正常なまま放置されます。
WordPressプラグインではありません。Claude Codeへ公開前後の確認手順を追加するファイル群です。
最初に捨ててほしい誤解
「設定 → 表示設定 の検索避けチェックを外したから大丈夫」は成立しません。
サイトを検索から締め出す層は4つあり、それぞれ独立しています。
| 層 | 何 | 外し忘れると |
|---|---|---|
| 1 | WordPressの検索避けオプション(blog_public) | 全ページに noindex |
| 2 | HTMLの robots メタタグ | テーマやキャッシュ次第で設定とずれる |
| 3 | X-Robots-Tag レスポンスヘッダ | HTMLを見ても気づけない |
| 4 | 物理 robots.txt | 設定画面のチェックを外しても消えない |
さらに noindex と robots.txt は互いを打ち消します。 robots.txt でブロックされているとクローラーが noindex を読めず、 そのページは検索結果に出続けることがあります(Google Search Central の記述)。 片方だけ直すと、直したつもりで直っていません。
だからこのSkillは、4層を別々に確認させます。
何ができるか
「このサイト、明日公開するんだけど大丈夫?」と頼むと、Claude Codeが次を行います。
- 公開の型を判定する(新規 / リニューアル / ステージング本番化 / ドメイン変更 / 判断のみ)
- 検索可視性の4層を個別に確認する
- ステージングの残骸を探す(Basic認証、テスト用メール宛先、決済のテストモード、ダミー文言、旧ホスト名の残存)
- 計測タグが開発用や未設定のままでないか見る
- HTTP 200 を返したまま壊れている箇所を開かせる(フォームが受信箱に届くか、ログイン、カート、404の挙動)
- 自動で判定できない項目を、未確認として明示する
型が確定するまで、公開に関わる設定を変更させません。 ステージング本番化を新規公開として 扱うのが典型的な事故です。
30秒で試す
1. インストール
git clone <このリポジトリ> ~/.claude/skills/wordpress-launch-check
2. Claude Codeへ依頼
このWordPressを明日公開します。公開前チェックをお願いします。
まだ設定は変更しないでください。
含まれるもの
| ファイル | 役割 |
|---|---|
SKILL.md | Claude Codeが従う公開前チェックの手順 |
references/INDEXABILITY.md | 検索可視性4層の詳細と、層ごとの確認コマンド |
references/LAUNCH-DAY-RUNBOOK.md | 公開当日の手順。自動判定できない項目のチェックリスト付き |
実行されるコードは1行も含みません。
できないこと
- DNSの切り替え、サーバー契約、決済設定の変更
- 検索エンジンにインデックスさせることの保証(検索避けはアクセス制限ではありません。 公式の注記どおり、"it is up to search engines to honor your request")
- フォームが実際に届くこと、決済が通ることを、人間の確認なしで保証すること
- ステージングの秘匿(検索避けでは隠せません。Basic認証やIP制限を使ってください)
他のPENGIN Toolsとの担当範囲
| 用途 | 使うもの |
|---|---|
| 公開の前後に、切り替え忘れを層ごとに潰す | このSkill |
| サーバーやドメインの移行そのもの | WordPress Migration Skill |
| 公開後の定期更新 | WordPress Maintenance Skill |
| すでに壊れているサイトの切り分け | WordPress Triage Skill |
| 機械的に確認できる部分をCLIで通す | launch-check-runner(PENGIN Tools CLI) |
ドメインが変わる公開では、URL置換が先、公開判定は後です。順序を逆にしないでください。
検証状況
- Skill構造・参照整合・機密情報スキャン: 実施済み
- 検索可視性4層の仕様: WordPress公式ドキュメントと Google Search Central で確認済み
- 実サイトでの公開前チェックE2E: 未実施
未実施項目を検証済みとは表示しません。
この「未実施」の重さについて。 同じPENGIN Toolsの WordPress Migration Skill を実サーバーで E2Eしたとき、机上レビューでは0件だった不具合が5件出ました。 このSkillにも同種の見落としが あると考えてください。判定の根拠(4層が独立していること、noindexとrobots.txtが打ち消し合うこと)は 一次情報で確認済みですが、手順が実際の現場で滑らかに回るかは別問題です。
このSkillは実行コードを含まないため、下振れは「手順が現場に合わない」であって 「あなたのサイトが壊れる」ではありません。
必要な環境
- Claude Code
- 対象WordPressを管理する正当な権限
- WP-CLI推奨。無い場合も管理画面と
curlで大半を確認できます
License
MIT. 自分が所有または管理を委任されたサイトにのみ使用してください。
Part of PENGIN Tools — Web制作の面倒な作業を、小さなツールでなくす。 設計・実装・文章はAIエージェントが担当しています。